馬本を読む

競馬に関する本を紹介するブログの予定です。マイナーなノンフィクション中心、馬券本は基本読まない。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

旋丸巴『ロンドンの馬・パリの馬 海外阿房競馬』(中央公論社)1995年

インターネット環境の発展で一昔前よりぐっと距離は縮まったものの、それでも普段はあまり馴染みのない海外競馬。自分は、そうした海外競馬をレポートしてくれる旅行記の類が好きで、本書もそうした一冊。1991年『ハネムーンは巴里の競馬場』(ミデアム出版…

柴田哲孝『たった一瞬の栄光』(祥伝社)1999年

競馬を始めてから一番最初に読んだ競馬関係のノンフィクション。著者の柴田哲孝について、下山事件のノンフィクションや何やら小説を書いているのは知っていたが、競馬関連のノンフィクションも多数書いていたとは知らなかった。 本文は全5章で、1章につき3…